アムウェイって知ってる?

先日、先輩にアムウェイに誘われた。
その方がアムウェイをやっていたのは知ってたが、いや、以前も誘われたのだが、その時は丁重にお断りしたのだが、今回はその方も本気のようで、かなりしつこく誘われた。

実は以前友達が似たような事をやっててモーレツに誘われたことがあった。
お互い言いたい事を言える仲だったので、色々話して結局私は参加しない。自分は止めない。という結論になりましたが。

今回は、あまり本音で語り合うことのない方だったので、何と言って断るかかなり困った。

やらない理由は何がある?と言われて返事に困った。
自分はそんなことはやらない。と思っていたが、何が理由だろう。

以前の友達の時もそうだったのだが、いわゆる「マルチ商法」だとか「ねずみ講」だとか悪いイメージは全く持っていない。
むしろその販売方法によく考えたな~と感心した。

大雑把な仕組みは自分が販売員を勧誘し、商品を売らせる、買わせるというものだ。
より多く稼ぐためには、より多くの販売員を勧誘し、より多くの商品を買わせなければならない。

自分が難しいと思うのは、毎月ある程度稼ぐには、毎月ある程度の販売員を獲得し続けなければならないという点だ。

難しいだろうが頑張れば、1回くらいは、結構な金額を稼ぐかもしれない。
しかし、もっと難しいのは、それを続けるという事だ。

知り合いに声をかけまくっていれば1回くらいは、こんなに!っていうくらい稼ぐかもしれないが、2・3ヶ月もすれば声をかける相手がいなくなり、手詰まってしまう。

毎日遊んでいても、お金が入ってくるという人がいる反面、途中で諦めてやめていく人の方が圧倒的に多いはずである。
やめる人のほとんどが、こういう事が原因だろうと思う。

なぜやらないのかと問われると、これが理由の一つ。会社を辞めてまで挑んだわりにリスクが高すぎる。

もう一つの理由は、いくら頑張って売っても結局一番得するのは会社であるということ。

勧誘してくる人は、いっぱい稼げるとか会社を設立するとか大きいことを言ってくるが、「それなら自分でねずみ講をはじめたらいいのに」と思ってしまう。

通常どの会社でも、製造部門と販売部門に別れていて製造部門が商品開発をし、いくら販売部門が頑張って商品を売ったとしても、その利益は全て自分のものにはならない。

いくらいくら売った。すごいでしょうと言われても「ふ~ん」としか感想を持たないのはこのせいで、商品開発を頑張っていたなら、極論、何もしないでも売れたかもしれないからだ。

自分が頑張って売ったとして、商品開発部門は頑張ってるのか?と言いたくなるからだ。
やはり自分がやるなら、商品開発部門がいい。
販売部門をやるにしても、開発部門が頑張ってるから。と自分が納得してからやりたい。

できあがった商品を見るだけではそれは伝わらないからね。

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